「ルアンパバーンに旅行に行くなら、メコン川沿いのホテルに宿泊したい!」
市街中心地では難しいこの希望が、市街から3キロほど離れたホテルなら叶えられます。
今回は、メコン川沿いに滞在したい方におすすめのリゾートホテル「On The Mekong Resort(オン・ザ・メコン・リゾート)」を紹介します。
メコン川沿いのテラスから望める美しいサンセットだけでなく、ラオスの伝統を感じられる客室、おいしい朝食など魅力がたくさん詰まっているホテルです。
都会の喧騒から離れて、宿泊者しか入れないプライベート空間で、雄大なメコン川を眺めてみませんか?
On The Mekong Resortの基本情報
住所 | Adjacent To Vat Baan Khoy, Soi 1 Phothisalath Rd, Baan Khoy Village, Luang Prabang, ラオス |
チェックイン時間 チェックアウト時間 | 14:00~ ~12:00 |
主な無料サービス | ・朝食 ・Wi-Fi ・バスアメニティ ・ボトルウォーター ・駐車場 ・市内へのシャトルバス(送りのみ) |
On The Mekong Resortから徒歩10分ほどの距離に、ツリーハウスのあるカフェ「Silk Road Café」があります。
食事もおいしいので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

夕日を眺めたい!庭は最高の癒しスポット

メコン川サンセットが絶景のテラス
ホテル内にある、メコン川に面したテラスから眺める夕日はまさに格別。
刻々と色を変える空と川の流れを静かに眺めるひとときは、まさに非日常で、この景色のためにOn The Mekong Resort(オン・ザ・メコン・リゾート)に泊まってもいいくらい、特別感を感じられます。
また、テラスにはソファやベンチもあるので、日中や夜間にゆっくりするのにも適しています。
外に出かけず、一日中テラスでメコン川の流れと山の深い緑を眺めるのは最高の贅沢かもしれませんね!
牧歌的な中庭

On The Mekong Resortには、古民家に囲まれるように、手入れの行き届いた庭が中央にあります。
これがほんとうに落ちつく空間になっています。
猫やニワトリが放し飼いされていて、牧歌的な雰囲気も感じられます。
広々とした中庭は、散歩しているだけでも楽しいですよ!
古民家をリノベーションした客室が魅力

肝心な客室はというと、こちらはラオスの古民家をリノベーションしたもの。
外観は「これは…大丈夫かな?」と思わず不安になるものでしたが、そこはリゾートホテル。
外装と内装のギャップは良い意味でインパクトがあります。
部屋のコンセプトごとにこだわりの調度品が飾られ、シンプルながらも洗練された雰囲気を演出しています。
実際に宿泊したのはデラックスアパートメント

部屋のタイプ | キングベッド1台 |
広さ | 24㎡ |
定員 | 2名 |
今回宿泊したのは、16タイプある部屋の中でも最もコンパクトな「デラックスアパートメント」。
部屋自体は非常にシンプルで、昔ながらのラオスのホテルを感じさせる作りです。
センスの良し悪しは別として、いたる所にラオスの調度品が飾られていて、雰囲気はいい感じでした。
設備が充実

室内の設備はとても充実していて、電気ケトルやドライヤーは当然として、まさかの電子レンジとトースターが!

電子レンジとトースターが完備されている部屋に泊まるのは、ラオスで初めてでした!
さらに冷蔵庫は「冷凍庫付き」で、これはアイスをストックしておいたり、水を凍らせるのに非常に助かりました。
また、冷蔵庫の中には、有料ながらジュースやアルコール類も入っています。
市街地まで距離があるので、「買い出しが面倒だな」といったときに役立ちますね!
メコン川沿いで最高の朝食を


On The Mekong Resortはすべてのプランで朝食付き。
朝食会場であるダイニングエリアはメコン川沿いで、これがまた最高の景色の中での食事です。
メインメニューは4日間のローテーションで、毎日違うものを食べることができます。
朝食にはかなり力をいれているようなので、ぜひ堪能したいですね!



僕が泊まった時のメインメニューは次のとおりでした。
1日目:カオ・トゥム(鶏肉出汁のおじや)
2日目:野菜たっぷりオムレツ
3日目:アボカドトースト
4日目:フェル(ベトナムのフォーみたいなスープ麺)
特に美味しかったのは1日目のカオ・トゥムで、鳥の出汁がおじやに最高に合っていました。
至れり尽くせりの朝食


朝食は4日間ローテーションのメインメニューの他、自家製クロワッサンが付いてきます。
自家製クロワッサンは焼き立てサクサクで本当においしいです。
その他、食パンやシリアル(種類が豊富!)、季節のフルーツなどはビュッフェ方式です。
また、実はそれ以外にも朝食は色々とオーダーが可能になっています。
1.パンケーキや卵料理
2.お弁当
3.ベジタリアン・アレルギー対応
パンケーキや卵料理もオーダー可能
ローテーションで提供される食事以外に、希望者にはパンケーキを焼いてくれます。
また、メインメニューをスクランブルエッグや目玉焼きに変更することもできます。



小さい子どもなど、ラオスの香辛料が苦手な人にもうれしい配慮ですね!
お弁当に変更も可能
朝食の時間は8:00~10:30。
朝8時前に出発する人には持ち帰り用の朝食を用意してくれます。
前日の午後3時までに伝えれば、用意しておいてくれますよ!
ベジタリアンやアレルギーにもできる限り対応してくれる
宗教的制限やアレルギーなどにより、口にできない食事がある場合は、その旨をフロントに伝えましょう。
例えば乳製品アレルギーに対してはパンケーキを豆乳で作ってくれたりと、できる限り対応してくれます。
On The Mekong Resort その他の魅力


古民家との調和がとれた癒しのプール
リゾート施設であるOn The Mekong Resortには当然プールもあります。
とはいえ、このプールは2024年8月にできたばかりの新しいもの。
オーナー自慢のプールなので、是非水着を持っていって遊んでくださいね!



夜はプールがライトアップされて魅惑的な雰囲気を醸し出します。
オーバーハングがおしゃれ!


古民家は2階が張り出しているので、1階は自然な日陰空間になっています。
このオーバーハングスペースはセンスが良くてオシャレなんです!
こだわりの調度品が飾られているだけでなく、テーブルセットがあるので、このスペースでもリラックス可能。
ぜひ、オーバーハングスペースでゆったりしてみてくださいね!



オーバーハングスペースは、特に夜の雰囲気が最高です。
個人的にお気に入りのスペースで、入り浸っていました。
完全古民家風の部屋もある


16タイプある部屋の中には、完全古民家風の部屋もあります。
板材むき出し、ゴザが敷いてある部屋で、昔ながらのラオスの人々の生活を体験できます。
こういう趣が好きな方にはたまらない空間になっていますね。
送迎サービスで市街地に行ける
On The Mekong Resortは市街地から3キロほどの距離にあるため、徒歩での移動は大変です。
ホテルから市街地へは有料の配送サービスがあり、こちらは30,000キープと、市街地でトゥクトゥクを捕まえるよりリーズナブル。
また、日没後には市街地への無料シャトルバスを運行しているので、サンセットを眺めた後、夕食のために市街地に行くのに便利です。
ただし、市街地からホテルへの送迎はないので、トゥクトゥクで帰宅することになる点に注意してください。
自転車やバイクがあると便利
やはり自転車やバイクなどの移動手段があると便利です。
ホテルでも自転車やバイクのレンタルをしていますが、料金は高め。
市内のレンタルバイクショップで借りたほうが安く済みます。


泊まる前に知っておくこと3点
1.歯ブラシは付いていない
2.土足厳禁
3.クレジットカード払いはVISAかmasterで
1.歯ブラシが付いていない
On The Mekong Resortには歯ブラシが用意されていません。
プラスチック製の使い捨て歯ブラシは環境に悪いことから、歯ブラシを用意していないホテルがルアンパバーンで増えている印象です。
トラベル用歯ブラシを持って行きましょう。
2.土足厳禁
室内は土足厳禁です。
玄関先で靴を脱ぐようにしてください。
「室内は靴で入らない」という、ラオスの伝統に根差した対応ですね!
3.クレジットカード払いはVISAかmasterで
ホテルの宿泊料は現金のほか、クレジットカードで支払うこともできます。
使えるクレジットカードは①VISA、②master card、③アメックス
このうち、③アメックスは手数料が4%かかる一方、①VISA、②master cardは3%です。
クレジットカードで支払う場合はアメックスは避けるようにしてくださいね!
ホテル予約サイトの評価は?


ホテル予約サイトでのOn The Mekong Resortの評価はかなり高いです。
例えばBooking.comでは10点満点中9.5点、agodaとTrip.comでは10点満点中9.4点。
口コミでは、オーナーのヘンリーさんの気さくさや、スタッフのホスピタリティ、食事のすばらしさ、そして景色の美しさへのコメントであふれています。
宿泊料金は安くはありませんが、都会の喧騒を忘れ、優雅で贅沢な時間を過ごしたい方には非常におすすめのホテルです。
ぜひルアンパバーン旅行の宿泊先に加えてみてくださいね!
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