ラオスへ旅行に行くとき、「何を持っていけばいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
特に海外旅行やラオス旅行が初めてだと、なおさら不安になりますよね。
そこで今回は、ラオス旅行に必要な持ち物に特化し、基本のアイテムからぜひ持っていってほしいアイテムまで、27種類を紹介します。
一覧表はチェックリストにもなっているので、必要に応じて使ってください。
ワクワクしながら準備をして、思いっきりラオスを楽しんできてくださいね!
絶対に必要な持ち物
チェック | 持ち物 | 参考情報 |
---|---|---|
□ | パスポート・ビザ | 残存有効期間が6か月以上必要。 日本国籍者の場合、30日までの滞在であればビザは必要ありません。 |
□ | 航空券(写し) | 航空券を購入すると、写しのPDFがもらえます。 |
□ | クレジットカード・現金 | クレジットカードや現金で、ラオスの通貨”キープ”を手に入れよう! |
□ | 財布 | 財布っぽくない財布を用意しましょう! |
□ | スーツケース・バックパック | かさばるスーツケースはレンタルがおすすめ! |
□ | サブバッグ | ラオス現地で使うバッグ。両手が空くリュックがおすすめ! |
□ | セキュリティポーチ | パスポート・クレジットカードなどの大事なものは肌身離さず! |
□ | スマートフォン・充電器 | もはやスマホのない旅は考えられません。事前にアプリの準備を! |
□ | SIMカード・Wi-Fiルーター | おすすめはeSIM。機種によっては物理SIM。大人数ならWi-Fi。 |
□ | モバイルバッテリー | スマホなどの電子機器のバッテリー切れを避けましょう。 |
パスポート・ビザ
残存有効期間が6か月以上のパスポートを用意しましょう。
パスポートは顔写真のページを写真に撮って保存しておくか、プリントアウトして持っておくと、パスポート紛失時に役立ちます!
なお、日本国籍者の場合、30日までの滞在であればビザは必要ありません。(2025年6月1日から、15日→30日に変更になりました。)
ビジネスで31日以上滞在する場合はビザが必要になりますが、観光で31日以上滞在する方はラオス現地でビザを取得する必要があります。
詳しくは駐日ラオス大使館のHPをご覧ください。
航空券(写し)
航空券は、パックツアーまたは航空券単体の購入で入手することができます。
航空券を購入すると、メールでeチケットの写し(PDF)が送られてきます。
eチケットの写しは空港のチェックインカウンターに提示しますので、荷物を預けるのと同時にeチケットの写しを提示できるよう準備しておきましょう。
eチケットの写し(PDF)はプリントアウトするか、またはスマホにデータを保存しておきましょうね!
クレジットカード・現金
クレジットカードのメリットは、紛失や盗難にあっても停止手続きをすれば実害が生じないことです。
現在、ラオスの多くのホテルやレストランでクレジットカードを使うことができるので、是非とも活用したいところですね!
ただし使えるブランドは”VISA”と”Mastercard”ばかりなのは注意です。
一方、使えるのは現金だけというお店も多いです。
日本円も持っていき、ラオスの通貨「キープ」に両替するか、現地のATMで「キープ」をキャッシングして現金を持つようにしてくださいね!
ラオスには”JCB”でキャッシングできるATMがあるので、”JCB”をメインに使っている人はぜひ持っていってください!

クレジットカードの紛失・盗難にあった際、すぐに止められるようにクレジットカード会社の連絡先は必ず控えておくようにしてください。
財布
普段日本で使っている財布をそのままラオスで使うのはおすすめできません。
というのも、いかにも「財布」であるものを人前で出すのはリスクが大きいからです。
ラオスで立派な財布を持っているのは「お金持ち」だけですからね!
そこでおすすめしたいのは小さいポーチや小物入れ。
一目では財布だと思われないものを使って、自衛しましょうね!
スーツケース・バックパック
荷物を持っていくのに必須なのがスーツケースまたはバックパックです。
サイズは旅の日数によって変わってきますが、それ以外にも手荷物として機内に持ち込むか、または預け入れるかでも変わってきます。
機内に持ち込むのであれば、三辺の合計が115cm以内の「55 × 40 × 25 cm」の大きさをベースに選ぶようにしましょう。
預け入れる場合のスーツケースのサイズは、帰りのお土産を考慮しても60~75Lもあれば十分な大きさでしょう。
普段使わないスーツケースは、旅行のときだけレンタルするのがおすすめですよ!





僕は常に動き回るのでミレー(Millet)のバックパックを愛用しています。
日本では災害用備蓄をバックパックに入れて、有効活用しています。
サブバッグ
街歩きや観光するとき用の小さめのカバンは必需品です。
おすすめは防水のリュックサック。
突然の雨でリュックの中まで水が入らないものがいいですね!
セキュリティポーチ
比較的安全なラオスといえど、セキュリティポーチは必須アイテムです。
セキュリティポーチは肌身離さず着用できる、薄手のウエストポーチタイプがおすすめ。
パスポートや現金、クレジットカードなどの貴重品は必ずセキュリティポーチにしまっておきましょう!


スマートフォン・充電器
忘れると大惨事になるのがスマートフォンと充電器。
もはやこれがないと旅行はできないと言っても過言ではありませんね!
地図アプリや翻訳アプリなど、必要なものは日本にいる間にダウンロードしておきましょう。
SIMカード(eSIM)・Wi-Fiルーター
ラオスでスマホを使えるようにするには、以下の方法があります。
- 日本でSIMカードまたはeSIMを購入する
- ラオスでSIMカードを購入する
- 日本でWi-Fiルーターをレンタルする
- ラオスでフリーWi-Fiのあるカフェやレストランに行く
少人数での旅行ならSIMカードまたはeSIM、大人数での旅行ならWi-Fiルーターのレンタルがおすすめです。
Wi-Fiルーターは1台で複数端末接続できるので、ある程度の人数でまとまって行動する場合、結果的にリーズナブルにネット環境を築くことができますよ!



eSIMに対応している端末は限定されますが、SIMカードの紛失の心配がなく安心です。
モバイルバッテリー
観光中にスマホの充電が切れたら最悪ですよね。
もしものときのため、モバイルバッテリーを持っていくようにしましょう!
モバイルバッテリーはスマホ以外にも、アクションカメラの充電などにも活用できます。
持っていく電子機器がスマホだけならスマホ直挿しのモバイルバッテリーがコンパクトでいいですね!


衛生・セルフケアアイテム
チェック | 持ち物 | 参考情報 |
---|---|---|
□ | 常備薬 | 普段飲んでいる薬は忘れずに! |
□ | 日焼け止め | SPF50+・PA++++・ウォータープルーフタイプがおすすめ! |
□ | 虫よけスプレー | ディート濃度30%の虫よけがおすすめ! |
□ | コンタクトレンズ・洗浄液・眼鏡 | 予備のコンタクトレンズを忘れずに。 |
□ | 歯ブラシセット | ラオスのホテルは歯ブラシがないこともあります。 |
□ | シャンプー・洗顔フォーム等 | ラオスのホテルのアメニティには期待しないほうがいいです。 |
□ | 生理用品 | 現地でも購入できます。ただし日本製より粗悪。 |
常備薬
常用している薬は忘れずに持っていってください。
また、頭痛や微熱などのときのため、ロキソニンなどの解熱鎮痛剤も持っていくのもおすすめ。
さらに、ラオスではお腹を下す人が少なくありませんので、ビオフェルミンなどの整腸剤を持っていくことをおすすめします。
日焼け止め
日差しの強いラオスでは、年間を通じてUVインデックスが日本の真夏並みかそれ以上。
長時間日差しの下にいると火傷をしてしまいますので、しっかりと日焼け止めを塗るようにしてください。
表記 | 効果 | ラオスでの目安 |
---|---|---|
SPF(Sun Protection Factor) | UV-B(赤くなる・ヒリヒリする日焼け)に対する防御力 | 50+を推奨 |
PA(Protection Grade of UVA) | UV-A(シミ・たるみの原因)に対する防御力 | PA++++ を推奨 |
ウォータープルーフ | 耐水テストで一定以上の持続性がある | 汗をかきやすいラオスで必須 |
”SPF50+”、かつ”PA++++”の”ウォータープルーフ”タイプのニベアUVディーププロテクト&ケアジェルがおすすめです。





薄い長袖のシャツを羽織るのもおすすめの日焼け対策ですよ!
常に長袖を着ているラオス人も多いです。
虫よけスプレー
蚊の多いラオスでは、虫よけスプレーは必須です。
12歳以上であれば、ディート濃度30%の「サラテクトミスト リッチリッチ30」がおすすめ。
蚊だけでなく、マダニやトコジラミにも効果があるので、ホテル内でも活用できますね!





忌避効果を高めるため、日焼け止めを塗った後にスプレーしてくださいね!
コンタクトレンズ・洗浄液・眼鏡
普段コンタクトレンズをしている人は、忘れずにコンタクトレンズと洗浄液を持っていきましょう。
旅行中だけワンデータイプにするのもおすすめです。
コンタクトレンズは予備を含め、少し多めに持っていくと安心ですよ。
また、眼鏡を忘れることのないよう注意してくださいね!



飛行機の中は乾燥しているので、コンタクトレンズより眼鏡がおすすめです。
歯ブラシセット
環境に配慮したラオスのホテルでは、歯ブラシを提供していないことがあります。
また、空港での飛行機待ちの時間にも、歯ブラシセットを持っていれば歯を磨いてリフレッシュすることができます。
1セット持っていくようにしてくださいね。
シャンプー・トリートメント・ボディソープ・洗顔フォーム
ラオスのホテルのアメニティは非常に貧弱です。
用意されているのはシャンプーとボディソープ程度。
トラベルセットを持っていくか、または普段使っているシャンプーなどをトラベルボトルに入れて持っていくと安心ですね!
また、洗顔フォームはまず用意されていないので、日本から持っていくことをおすすめします。


生理用品
生理用品はラオスでも購入できますが、どうしても品質は日本製に劣ります。
普段使っているものを日本から持っていくことをおすすめします。
衣類・身だしなみ
チェック | 持ち物 | 参考情報 |
---|---|---|
□ | 衣類・パジャマ・下着 | 4日分を目安に持っていきましょう。寝るとき用の服も必要です。 |
□ | 帽子 | 日差し対策として必須。丸めることができるハットがおすすめ! |
□ | サンダル | 自分の足にあったサンダルで靴ずれなどのけが防止を! |
□ | メイク用品 | 必要最低限でOK!肌ケアアイテムを重視して持っていきましょう! |
□ | 髭剃り | けが防止のため電動シェーバーがおすすめです。 |
衣類・下着・パジャマ
衣類と下着は4日分を目安に持っていきましょう。
シャツなどは現地でも購入できますし、ホテルや街中にはクリーニングサービスもありますので、あまり多く持っていく必要はありません。
ラオスでは汗をかくことも多く、また突然の雨でぬれてしまうこともありますが、4日分あれば着替えをすることも可能ですよ!
また、バスローブが用意されているのは外資系の高級ホテルくらいで、通常のホテルにはないものと考えておいた方がいいです。
パジャマでなくても構いませんが、寝るとき用の服を持っていくようにしてくださいね。



お寺に行くときなど、過度な露出は禁止されています。
羽織るタイプの長袖を1枚は用意をしてください。
帽子
直射日光を避けるためにも、ラオスでは帽子が必須級に大事です。
やわらかいハットタイプの帽子だと、使わないときはリュックに入れておくなど便利です。
とはいえ、どんな帽子でも構いませんので必ず持っていってくださいね!
サンダル
1足用意をしておきたいのがサンダルです。
おそらくラオスではサンダルメインに活動することになると思いますので、履き慣れたサンダルを持っていきたいですね。
サンダルは現地でも購入できますが、履き慣れていないサンダルを長時間履くと靴ずれなどのけがをしてしまうかもしれません。



僕はクロックス+靴下で活動しています。
靴下を履くだけで、足への負担が全然違いますよ!
メイク用品
ビジネスなどでなく純粋な観光であれば、ラオスでは過度なメイクは必要ありません。
というのも、ラオスでは普段からメイクをしている人はほとんどいないので、ノーメイクでも全く問題ないくらいです。
それよりも、「汗をかく」「日差しが強い」などの理由から、肌ケアを重視したアイテムを持っていきたいところです。
メイク用品は必要最低限で十分ですよ!
髭剃り
電動シェーバーを使っている人は、普段使っているものを持っていくようにしましょう。
カミソリはホテルにあることも多く、また現地で購入も可能ですが、使い慣れていないカミソリでけがをするのは避けたいところです。
ラオス人はほとんど髭を生やしていないので、身だしなみとして髭を剃るようにしましょうね!



傷口から細菌が入る恐れもあるので、普段カミソリを使っている人も旅行中は電動シェーバーを使うことをおすすめします。
電動シェーバーも短期レンタルができますよ!
その他
チェック | 持ち物 | 参考情報 |
---|---|---|
□ | 旅行保険 | クレジットカードに付帯する保険でも代用可。 |
□ | 国外運転免許証 | 現地で車やバイクを運転するなら必須です。 |
□ | カメラ | 旅の思い出を残すのに必須。スマホでもOK! |
□ | 速乾タオル | 1枚持っているだけで汎用性バツグン!水遊び・急な雨にも対応可! |
□ | 筆記用具・メモ帳 | 「ここで使う」という場面はありませんが、絶対に大事。 |
海外旅行保険
万が一のため、海外旅行保険に加入するようにしましょう。
もちろんクレジットカードに付帯する海外旅行保険でもOKですが、「利用付帯」の場合は計画的にクレジットカードを利用するようにしてください。
また、クレジットカードの種類によって保険の上限額が異なります。
「自分のクレジットカードの海外旅行保険の補償額はいくらか」を確認をしたうえで、必要であれば別途海外旅行保険に加入するようにしましょう。
国外運転免許証
ラオスで車やバイクを運転する予定の人は、国外運転免許証を持っていくのを忘れないでください。
また、国外運転免許証の有効期限は発行日から1年間なので、一度取得された人も期限が切れていないか確認しておきましょう。
カメラ
旅の思い出を残すためにも、カメラは必須級アイテムです。
もちろんスマホでもOK!
デジカメや一眼レフなど、こだわりのカメラを持っていくのもいいですね!
速乾タオル
スイミングなどでよく見るマイクロファイバー製の速乾タオルは旅行との相性が抜群です。
1枚持っているだけで、水遊びや急な雨のときに役立ちます。
また、ホテルにあるタオルが不衛生だった場合も、速乾タオルがあると代用できますよ!
速乾タオルは薄手で荷物になりにくいので、観光のときはサブバッグに忍ばせ、いつでも使えるようにしておいてくださいね!
筆記用具・メモ帳
常にサブバッグに入れておきたいのが、筆記用具とメモ帳です。
旅先でのやりとりをメモで残す際に役立ちます。
スマホがある今では使う頻度は少なくなりましたが、それでも筆記用具は必須です。



筆記用具は入国カードへの記入にも使いますよ!
ボールペンは持っていってくださいね。
【まとめ】忘れ物をしても大丈夫!楽しみながら準備をしよう!
今回は、ラオス旅行に特化した、旅行に必要なアイテムを紹介してきました。
でも本当は、パスポートと航空券、そしてお金さえあれば何とかなってしまうのも事実です。
ですので、不安な気持ちで旅行の準備をする必要はありません。
「忘れたって何とかなる!」という吹っ切った気持ちで、楽しみながら準備を進めてくださいね!
ラオス旅行が最高の思い出になることを願っています!
コメント