ルアンパバーン市街地から車でわずか30分。
ひとりでもファミリーでも楽しめる、穴場の観光スポット「ナムドンパーク(Nahm Dong Park)」があるのです。
東京ドーム約15個分もの広大な敷地の中には、滝や小川、山々を見渡せるビュースポットなど、自然を満喫できるポイントが目白押し!
また、ジップラインやクラフト体験などのアクティビティも用意されているので、一日中遊べてしまう公園なのです。
公園内で育てられたオーガニック野菜を味わえるレストランもあり、もはやただの観光地ではなく“総合型の体験スポット”と言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんなナムドンパークの魅力や行き方など、いろいろと紹介していきますね!
ナムドンパークの基本情報
住所 | Ban Xieng Mouark, Luang Prabang ,ラオス |
営業時間 | 9:00~17:00 |
入園料 | 20,000キープ (身長100cm未満の子どもは無料) |
公式ホームページ | https://nahmdong.com/ |
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ナムドンパークとは?自然を満喫できる公園

ナムドンパーク(Nahm Dong Park)はルアンパバーン南西に位置する自然公園です。
その大きさはなんと東京ドーム約15個分の18ヘクタール!
公園内には滝やピクニックエリア、整備されたハイキングコースがあるほか、ジップラインやワークショップなどのアクティビティも充実していて、まさに一日中遊んでいられる公園になっています。
にもかかわらず、観光客が少なく、ゆっくりと過ごすことができるのも魅力ですね。
遊歩道が整備されたハイキングコース

公園内は遊歩道が整備されていて、自然の中を安全に散策することができます。
ハイキングコースは川沿いのコースがあったり、渓谷にかかるケーブルの橋があったりと、歩いているだけでも楽しめます。
ただし雨季はぬかるむため、汚れてもよい歩き慣れた靴で行くことをおすすめします。
また、虫が多いので虫よけスプレーは必須です。

小さい滝と小川で水遊び

ナムドンパーク内には石灰岩でできた小さい滝がたくさんあります。
水量は雨季でも多すぎず、水遊びには最適!
水着で存分に楽しむもよし、小川に足を浸したりしながら涼むもよしの万能タイプですね!

休憩に最適な藁ぶき小屋もたくさんありますよ!
ただ、乾季は水が枯れていたり、あっても少量しか流れていない場合があるので注意してください。
ラオス伝統の家屋もある


公園にはラオスの伝統的な民族家屋があります。
3つの伝統的な建築様式を見ることができるものの、公園の奥のほうにあるのがやや難点。
歩いていくのは少し大変ですが、ぜひラオスの文化も見ておきましょう。
自然を堪能できるレストランとカフェ


ナムドンパーク内では、有機野菜やハーブ、フルーツを育てています。
公園内にあるレストランでは、ここで育てた素材を使った料理を堪能することができます。
また、絶景ポイントには屋上に登ることができるカフェがあります。
緑に囲まれながら飲むコーヒーは最高ですね!
アクティビティはリーズナブル!積極的に遊ぼう!
ナムドンパークはアクティビティも豊富です。
ジップラインなどの体を動かすものだけでなく、モン族の刺繍などのようなクラフト体験も揃っています。
大人だけでなく小さい子どもも楽しめるので、ファミリーにとっても最高のスポットですね!
ジップラインとツリートップウォーク


ナムドンパークには、森を一気に抜ける複数のジップラインや、樹幹をつなぐつり橋「ツリートップウォーク」などのアクティビティが揃っています。
これらのアクティビティ、かなりリーズナブルなのがうれしいポイント。
さらに驚くことに、アクティビティにはホテル送迎が含まれてるのです!
ぜひ公式ホームページから予約してくださいね!



クアンシーの滝やグリーンジャングルパークにも同様のアクティビティがありますが、それらと比較してもナムドンパークはかなり割安な価格で体験することができます。
アクティビティ | 所要時間 | 金額(1人) |
---|---|---|
ジップライン | 45分~1時間30分 | 20ドル |
ツリートップウォーク | 30分~45分 | 16ドル |
ジップライン+ツリートップウォーク | 75分~2時間15分 | 30ドル |
料理教室や竹編み教室などもある


体を動かすアクティビティ以外にも、料理教室や竹編み教室、モン族の刺繍などの文化的アクティビティも豊富です。
こちらもホテル送迎込みのツアーなので、安心して予約できますね!
支払いは現地で、ドルまたはキープ払いになります。
アクティビティ | 所要時間 | 金額(1人) |
---|---|---|
料理教室 | 半日 | 30ドル |
竹編み | 2~3時間 | 23ドル |
桑紙工房 | 1時間 | 19ドル |
タイ・ルー・ドリームキャッチャー作り | 1時間 | 19ドル |
モン族の刺繍 | 2~3時間 | 28ドル |
実はキャンプもできる!
乾季(11月~3月)限定ですが、ナムドンパークはキャンプ場で宿泊もできます。
テント・マットレス・寝袋がセットになっているので、これらは自分で用意する必要がありません。
もちろんシャワーもありますし、キャンプには必須のキャンプファイヤーもありますよ!
キャンプ場は川沿いなので、せせらぎを感じながら最高のキャンプ体験ができますね。
ナムドンパークへ3通りの行き方
ナムドンパークへの行き方は大きく3つです。
- トゥクトゥク
- レンタルバイク
- ホテル送迎付きツアー
どれも楽しい手段ですが、それぞれ注意点もありますので、次に記述する内容を確認しておいてくださいね!
トゥクトゥクで行く


街中にいるトゥクトゥクと交渉して連れて行ってもらう方法です。
金額は交渉次第ですが、大人数で行くならコスパのいい移動手段ですね!
交渉の際は、必ず「往復でいくらか」を確認するようにしましょう。



あとから「片道料金だ」とトラブルに発展しないよう、交渉段階から明確にしておきましょう。
レンタルバイクで行く
バイクをレンタルして、自ら運転して行く方法です。
市街地からは10km程度なので、30分くらいのツーリングです。
ただし、途中から未舗装の道路に変わるので、運転には注意してください。
Googleマップに注意!


Googleマップで表示されるナムドンパークへのルート、実は途中で行き止まりになります。
上の写真の看板が見えたら左に曲がるのが正しいルートです。
正しいルートは、下の図の赤線で描いた道です。





Googleマップのルートだと、結構奥まで行ったところで道がなくなり、私有地に突き当たります。
僕はこのせいで時間をかなりロスすることになりました。
ホテル送迎付きツアーで行く
公式ホームページからジップラインなどのアクティビティを予約すると、ホテル送迎をしてくれます。
アクティビティ予約の段階でホテル名を伝える必要がありますので、先にホテルを予約しておきましょう。
「自然・文化・冒険・食」のすべてを一度に楽しめる公園
ハイキングや、滝や小川での水遊び、ジップラインなどのアクティビティ、そして敷地内で育てた野菜を使った料理など、ナムドンパークは「自然・文化・冒険・食」のすべてを一度に楽しめる公園になっていました。
一人でも、仲間と一緒でも楽しいのはもちろん、家族での訪問にも適した観光スポットと言っていいでしょう。
クアンシーの滝のような壮大さはありませんが、自然の雄大さは間違いなく感じられます。
市街地から30分程度の距離にも関わらず、お客さんが少なくゆっくりできる穴場なので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
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