高級コーヒーの代名詞、コピ・ルアク(シベットコーヒー)。
ジャコウネコのフンから採取した豆で淹れるコーヒーは希少価値があり、日本で飲むと1杯5,000円以上することも。
そんなコピ・ルアクがルアンパバーンでも飲むことができるんです!
コピ・ルアクが飲めるのが、今回紹介するカフェ「Luangprabang Civet Coffee」。
市街地からは少し離れているものの、クアンシーの滝に行く道中にあるので、ついでに寄るのがおすすめです。
敷地内ではジャコウネコを飼育していて触れ合うこともできますよ!
Luangprabang Civet Coffeeの基本情報
| 住所 | Napho, ラオス |
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コピ・ルアクとはどんなコーヒー?

コピ・ルアクとは、ジャコウネコが排出する未消化のコーヒー豆を使ったコーヒーのこと。
インドネシア語で「コピ」はコーヒーを、「ルアク」はジャコウネコの呼び名です。
ジャコウネコは熟したコーヒーチェリーを食べますが、実の中にある豆を消化することができず、未消化のコーヒー豆をフンとして排出します。
消化酵素の影響で、排出されたコーヒー豆は独特な甘い香りとまろやかさを備えているのが特徴です。
1匹が1日に排出するコーヒー豆はおよそ3グラムとも言われており、その希少性から高級コーヒーの代名詞になっているんですね。
「Luangprabang Civet Coffee」でコーヒー飲み比べ

「Luangprabang Civet Coffee」では、通常のコーヒーとコピ・ルアクを提供しています。
コピ・ルアクは値段が段違いで、僕が訪れたときは1杯20万kipと、普通のコーヒーの6倍以上の値段でした。

僕はここで初めてコピ・ルアクを飲むことになります。
飲み比べたら驚きの違いが!
「どうせなら飲み比べをしてみよう」とコピ・ルアクと普通のコーヒーを注文。
結論から言うと、普通のコーヒーを飲み切ることができず、人生で初めてコーヒーを残すことになりました。
コピ・ルアクを一口飲んだあとに普通のコーヒーを飲むと、まるで「泥水」のように感じてしまったのです。



初めに飲んだのは普通のコーヒー。
普段から飲み慣れている、やや酸味の強い普通においしいコーヒーだったのですが…
「Luangprabang Civet Coffee」のコピ・ルアクの特徴


コピ・ルアクはかなりおいしいです。
そこまでアロマを感じることはありませんでしたが、何とも言えない甘味とまろやかさに驚きました。
すっきりしているのに複雑で奥深い味わいは、今まで経験したことがないものでした。



ただし今までコピ・ルアクを飲んだことがない僕には、これが本来のコピ・ルアクなのかは判断できませんでした。
敷地内にはジャコウネコの飼育施設がある


「Luangprabang Civet Coffee」の敷地内には、ジャコウネコの飼育施設があります。
ここで飼育しているのは5種類のジャコウネコで、中には保護したジャコウネコもいるそうです。
僕が見たのは以下の3種。
- パームシベット
- ビントロング
- ハクビシン
大切に育てられているようで、生まれたばかりの赤ちゃんも見せてくれました。
コーヒー1杯で敷地内を案内してくれる


コーヒーを飲み終えたら、ぜひジャコウネコを見学したい旨伝えてみてください。
英語が堪能なオーナーの娘さんが敷地内を案内してくれます。
敷地内にある飼育施設をゆっくり案内してもらいつつ、ジャコウネコと触れ合ったり、また餌やり体験などもさせてもらえるかもしれません。
ふれあいを希望する場合は、お店の人に聞いてみてくださいね。
時間帯によってはジャコウネコが散歩に出かけていることもあるようで、すべての種類のジャコウネコには会えないかもしれません。



「この子は今2歳なんだけど、お父さんのことがあまり好きじゃないみたい」など、ジャコウネコの家族関係まで教えてくれます。
店内にはコピ・ルアクなどのお土産も


店内ではお土産用のコーヒー豆も販売しています。
ルアンパバーン産のコーヒー豆だけでなく、コピ・ルアクも販売しています。
ただしお土産用のコピ・ルアクは非常に高価。
お土産にしやすい蜂蜜(コーヒーハニー)なども売っているので、こちらもおすすめです。
クアンシーの滝とセットで行くのがおすすめ


「Luangprabang Civet Coffee」はルアンパバーンでコピ・ルアクが飲める貴重なカフェです。
でも、市街地からは15km以上の距離があり、なかなか行きにくいのも事実。
クアンシーの滝の手前にあることを考えると、滝とセットで訪問するのがおすすめです。
トゥクトゥクのチャーターやバイクのレンタルなど、「Luangprabang Civet Coffee」に行くための足を自身で用意する必要がありますが、それだけの価値がある場所です。
ルアンパバーン旅行の思い出にぜひ訪問してみてくださいね!





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