ラオスの首都ビエンチャン。
「世界一何もない首都」と呼ばれることもある街ですが…観光スポットはしっかりあります!
ただ、ルアンパバーンやバンビエンなどと比べて、「観光する場所が少ない」のは確かです。
観光スポットが多くないからこそ、結果として、絶対に行きたい場所も自ずと決まってくるんですよね。
そこでこの記事では、ビエンチャン観光でおすすめの6つのスポット厳選して紹介します。
市内の移動手段についてもまとめているので、初めてビエンチャンを訪れる方は参考にしてみてくださいね!
ビエンチャン観光でおすすめのスポット7選
1.パトゥーサイ|まず訪れたいビエンチャンのランドマーク

ビエンチャン観光で最初におすすめしたいのが、街の中心部にあるパトゥーサイです。
ラオス語で「勝利の門」を意味する建物で、遠くから見るとパリの凱旋門のよう。

少し面白いのが、フランスの凱旋門を思わせる建物でありながら、フランスからの独立のために戦った人々を記念するモニュメントだという点です。
なんとも皮肉が効いていて、僕は好きです。
ただ、近くまで行って見上げてみると、天井や建物にはラオスらしい装飾が施されていて、ヨーロッパの建築物とはまた違った雰囲気が確かにあります。
そして、トゥーサイの見どころのひとつが、内部から上へ登れることです。
上からはビエンチャンの街並みを見渡せます。


比較的低い建物が広がるビエンチャンの街並みを見ると、「ここは本当に一国の首都なのか」と少し不思議な気持ちになるかもしれません。
夜にはライトアップされた姿も楽しめるので、日中だけでなく、夜に訪れてみるのもおすすめですよ!
| 住所 | Ave Lane Xang, Vientiane, ラオス |
| 営業時間 | 8:30~17:00 |
| 入場料 | 30,000キープ(外国人価格) 5,000キープ(ラオス人価格) |
2.タート・ルアン|黄金に輝くラオスの象徴


ビエンチャンを代表するもうひとつの観光スポットが、タート・ルアンです。
「タート・ルアン(That Luang)」とは「大いなる仏塔」という意味で、国家のシンボルに位置付けられています。
また、伝承では「釈迦の胸骨にあたる仏舎利が納められた」とされているほど、ラオス仏教でも特別な場所とされています。



ビエンチャンには多くの寺院がありますが、タート・ルアンはその中でも別格な存在なんですね。
見どころは、黄金に輝く大きな仏塔だけではありません。
仏塔を囲む回廊には、仏像や歴史を感じさせる遺物も展示されています。


また、タート・ルアンの周辺には寺院や仏教関係の大きな建物もあります。
南側にあるワット・タートルアン・タイでは大きな涅槃仏を見ることもできます。
歩いて行ける範囲にあるので、ぜひセットで訪れてみてくださいね!



タート・ルアンは、市内中心部から少し離れた場所にあります。
配車アプリやトゥクトゥクなどを使うか、効率よく巡るならツアーで訪れるのもおすすめです。
| 住所 | That Luang, Xaysettha 10009 ラオス |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| 拝観料 | 30,000キープ(外国人価格) 5,000キープ(ラオス人価格) |
3.ブッダパーク|個性的な仏像が並ぶビエンチャン郊外の人気スポット


普通の寺院観光とは少し違った場所へ行きたいなら、ブッダパークがおすすめです。
園内には大小さまざまな仏像やヒンドゥー教に関係する像が200体以上並んでいて、独特な世界が広がっています。
かなりカオスな像ばかりなので、正直なところ好みが分かれるかもしれません。
ただ、混沌とした世界観が好きな人にはピッタリな場所です。
特におすすめなのは、カボチャ型の悪魔の口のような塔。


悪魔の口のような入口から塔の中に入ると、内部は3層に分かれていて、それぞれが“地獄・現世・天国”を表現しています。
上まで登ることもできるので、ブッダパークに行ったらぜひ挑戦してみてくださいね。



屋上からブッダパーク全体を見渡せますよ!
ブッダパークはビエンチャン郊外にあり、タート・ルアンよりも市内中心部から離れています。
往復する時間を含めると、半日くらいは用意しておきたいスポットです。
行き方を含めて、別の記事でブッダパークを紹介していますので、ぜひ確認してみてください。
| 住所 | Deua, Thanon Tha, Vientiane, ラオス |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| 入園料 | 60,000キープ(外国人価格) 15,000キープ(ラオス人価格) |
4.ワット・シーサケット|ビエンチャンで寺院を1つ見るなら第一候補


ビエンチャンには多くの寺院がありますが、その中でもおすすめなのがワット・シーサケット。
ラオス国家主席府の向かいにあり、市内観光のルートにも組み込みやすい場所にあります。
敷地内には、6,840体の仏像が安置されていて、かなり見ごたえがあります。
特に印象的なのが、回廊に並ぶ数多くの仏像。


大きな仏像だけでなく、小さな仏像も数多く安置されていて、静かな境内を歩きながらゆっくり見ることができます。



同じく回廊に遺物を展示しているタート・ルアンよりも、こちらのほうがインパクトがありました。
本堂には黄金仏が安置されていますが、本堂内部は写真撮影が禁止されています。
ぜひ、自分の目で見てきてくださいね!
なお、ワット・シーサケットのすぐ近くには、かつて王室寺院として建てられたワット・ホーパケオもあります。
庭園もきれいなので、セットで訪ねるのもおすすめです。
| 住所 | Ave Lane Xang, Vientiane, ラオス |
| 営業時間 | 8:00~12:00 13:00~16:00 |
| 拝観料 | 30,000キープ(外国人価格) 5,000キープ(ラオス人価格) |
5.ビエンチャン・ナイトマーケット|メコン川沿いを夕方から散策


夕方以降に出かけるなら、メコン川沿いのナイトマーケットがおすすめです。
日が傾き始めるころになると、チャオアヌウォン公園周辺やメコン川沿いには多くの人が集まります。
ナイトマーケット自体は観光客向けというよりは、地元の人向けの露店が多い印象で、日用品や洋服を扱うお店が多いです。
とにかく露店も人も多いですが、それが“お祭り感”を感じさせてくれます。
メインの通りから少し外れると、食べ物を扱う露店もあります。



“毎日がお祭り!”と言った感じで、そこにいるだけで楽しくなりますよ!
また、ナイトマーケットに行くときは露店巡りだけでなく、メコン川沿いを散歩するのもおすすめです。
少し涼しくなる夕方から人が増え始め、皆が思い思いの時間を過ごしています。


メコン川の向こう側はタイ。
川沿いを歩きながら対岸を眺めていると、ラオスの首都が国境のすぐ近くにあることを実感できます。
ナイトマーケットとメコン川沿岸は、地元の人の生活に溶け込んだ感じがして、とても居心地がいいところです。
ビエンチャンの夜に何をしようか迷ったら、まずメコン川周辺へ行ってみてくださいね!
6.COPEビジターセンター|ラオスについて知りたい人へ


ラオスという国についてもう少し知りたい人は、COPEビジターセンターに行ってみてください。
ここでは、ラオスに残る不発弾の問題や、その被害を受けた人々への支援について知ることができます。



ラオスを旅行しているだけでは、こうした問題を身近に感じる機会は多くありません。
ベトナム戦争の傷跡は、今もラオスに根強く残っています。
誰にでも「絶対に行くべき」とおすすめする場所ではありませんが、訪れる意味のある施設だと思います。


施設内には、不発弾やクラスター弾の展示だけでなく、多くの義足も展示されています。
というのも、COPEは義足や装具を必要とする人へのリハビリテーションサービスを支援している団体なのです。
実際、COPEビジターセンターがあるのも医療リハビリテーションセンター(CMR)の敷地内にあります。



COPEはCMRと連携し、ラオスのリハビリテーションサービスを支援しています。
入場は無料ですが、施設では寄付を受け付けています。
訪れた際は、ぜひ寄付も検討してみてください。
| 住所 | Boulevard Khou Vieng, Vientiane, ラオス |
| 営業時間 | 8:30~16:00 |
| 入場料 | 無料 |
ビエンチャン観光は2日もあれば十分


個人的には、主要な観光スポットを巡るだけなら、ビエンチャンは2日もあれば十分だと思います。
1日あれば、パトゥーサイやタート・ルアン、ワット・シーサケットなど、市内やその周辺の観光スポットを巡れます。
夕方になったらメコン川沿いを散歩しつつ、ナイトマーケットを楽しむこともできます。
もう1日あれば、郊外のブッダパークへ行く時間も確保しやすくなりますね。
もちろん、ビエンチャンにはカフェやマッサージ店もあるので、ゆっくり過ごすなら3日以上滞在するのもありです。
ただ、観光をメインにラオスを旅行するのではれば、主要な観光スポットを巡ったあとはバンビエンやルアンパバーン移動した方が、旅の幅は広がると思います。
ほかの都市も旅行する予定なら、「ビエンチャンに長い日数を使わなくてもいい」というのが、僕の素直な感想です。
ビエンチャン観光の移動手段


ビエンチャンの観光スポットは、市内中心部にある場所もあれば、タート・ルアンやブッダパークのように少し離れた場所にもあります。
すべて徒歩は無理なので、目的地に合わせて移動手段を使い分けてください。
徒歩|市内中心部の近距離なら便利
市内中心部にある観光スポット同士なら、徒歩で移動できる場所もあります。
たとえば、ナイトマーケット近くのホテルに泊まれば、市内中心部の多くの観光スポットは歩いて行けます。



ビエンチャンの雰囲気を堪能できるのも、徒歩のいいところです。
ただ、ビエンチャンの日中は暑くなます。
市内にはオシャレなカフェも多いので、ゆっくり休憩しながら観光してみてください。
配車アプリ・タクシー|観光地間の移動に便利
観光スポット間を移動するなら、タクシーを使う方法があります。
行き先を指定して移動できるため、土地勘のない場所でも利用しやすいのがメリットですね。
さらに、エアコンの効いた車内で目的地まで行けるので、無駄な体力を使わずに済むのも助かります。



特に家族旅行など複数人で行く場合や、小さい子どもがいるときはタクシーが便利ですね!
タクシーで移動するときは、LOCAやinDriveといった配車アプリを使ってみてください。
事前に料金がわかるので、値段交渉が必要ないのもいいところです。
トゥクトゥク・バイクタクシー|街中で見つけやすい移動手段
東南アジア名物のトゥクトゥクは、旅の情緒を感じられる移動手段ですね。
もうひとつ、一人で短い距離を移動するなら、バイクタクシーも便利です。
ただ、どちらも値段交渉が必要なため、人によっては面倒に感じるかもしれません。



とはいえ、トゥクトゥクやバイクタクシーに乗っていると、「旅してる感」を強く感じられて最高なんですよね!
トゥクトゥク・バイクタクシーは市内のいたる所にいますので、まずは声を掛けてみてくださいね。
路線バス|タートルアンやブッダパークへ安く行くなら選択肢に
ビエンチャンでは、路線バスも便利です。
観光で利用しやすいのが、タート・ルアンやブッダパークへ行くとき。
タート・ルアン周辺を通る市内バスがあるほか、ブッダパークへも路線バスで行くことができます。
デメリットとしては、移動に時間はかかることと、バスの運行状況によっては思い通りの時間に移動できないこと。
しかし、「もっとも交通費が安い」という大きなメリットがあるので、最初から排除したくない移動手段です。
なお、ブッダパーク行きのバス乗り場や乗車方法については、ブッダパーク紹介記事で詳しく解説しています。
▶ビエンチャンの不思議な公園「ブッダパーク」|おすすめの像から行き方・注意点まで紹介!
ツアー|主要な観光スポットを効率よく巡りたい人におすすめ
ビエンチャンは、パトゥーサイやタート・ルアン、ワット・シーサケットなど、定番の観光スポットがある程度決まっています。
これは、ツアーで効率的に巡るのに最適なんですね。
多くの市内観光ツアーでは、今回紹介した定番スポットを組み合わせて巡ります。



つまり、ビエンチャンは「定番」と呼ばれる観光スポットがかなり限られている街ともいえます。
特にブッダパークは市内中心部から離れているため、市内観光とセットになったツアーを利用すれば移動も楽です。
「主要な観光スポットを効率よく見たい」という人は、ぜひツアーも選択肢に入れてみてくださいね!
ビエンチャン観光のおすすめ時期


ビエンチャンで観光しやすいのは、雨が少ない乾季です。
ビエンチャンの乾季はおおむね11月〜4月ですが、乾季の後半にあたる3月〜4月は気温が上がり、日中の観光がかなりつらくなります。
個人的なおすすめは11月〜2月。
比較的暑さも和らぎ過ごしやすく、街歩きもしやすい時期です。
もちろん、雨季でも旅行はできます。



僕自身、8月という雨季真っただ中に旅行したこともあります。
正直、雨は面倒ですが、気温は若干下がるので、雨季は雨季で意外と過ごしやすいかもしれません。
乾季だけにこだわらず、雨とうまく付き合いながら観光するのもありだと思います。
ビエンチャンには首都ならではの見どころがある
「何もない」と言われるビエンチャンですが、パトゥーサイや黄金に輝くタート・ルアン、個性的なブッダパークなど、印象に残る観光スポットは間違いなくあります。
もちろん、ルアンパバーンのように何日も観光したくなるような街ではないかもしれません。
ただ、メジャーな観光スポットがそれほど多くないからこそ、短い滞在でも主要な場所をひと通り巡ることができるとも言えます。
まずはパトゥーサイやタート・ルアンなどの定番スポットを中心に巡って、時間があればブッダパークまで足を延ばしてみてください。
「世界一何もない首都」と呼ばれる街だからこその、のんびりした観光を楽しんでくださいね!
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