ルアンパバーンの中心にして、ランドマーク的存在にもなっているプーシーの丘。
夜は仏塔がライトアップされていてとても目立ちます。
プーシーの丘は仏教施設ではありますが、ルアンパバーンの街並みを一望できるビュースポットとして大人気です。
特に夕暮れ時は人気で人が溢れかえることもありますが、プーシーの丘から眺める夕日はとても幻想的で美しいので是非検討してみてください。
今回はプーシーの丘への行き方や、夕暮れを眺めるための注意点などを中心に紹介していきます。
プーシーの丘の基本情報
住所 | Ban Pakham, Sisavangvong Road, Luang Prabang |
営業時間 | 6:00~19:00 |
入場料 | 30,000キープ(外国人価格) 10,000キープ(ラオス人) |
ルアンパバーンの街並みを一望しよう!
プーシーの丘はルアンパバーンで最も有名な観光スポットのひとつです。
高さは約150メートルにも関わらず、周りに視界を遮る建物などがないためルアンパバーンの街並みを一望できます。
特に晴れた日の景色は壮大で、ルアンパバーンが山と川に囲まれた街であることがよくわかりますよ!
苦労の末の夕暮れは絶景
プーシーの丘に登るなら、是非見たいのが夕暮れです。
プーシーの丘からみると、夕日はメコン川方面の山間に沈んでいきます。
夕日に照らされて輝くメコン川と、徐々に白やんでいく山々は神々しい景色です。
最高の位置から夕暮れを眺めるための試練
しかし、プーシーの丘から眺める夕暮れはルアンパバーンの観光スポットとして有名なため、多くの観光客で込み合います。
確実にベストポジションで眺めるためには、日が暮れる2時間前には頂上で場所取りをしたいところです。
場所取りするなら入念な準備を
プーシーの丘は狭く、夕暮れを眺めることができる場所が限られています。
また、プーシーの丘は陽を遮るものがないため、夕暮れを待つ間、直射日光にさらされ続けます。
人が多いので日傘をさすわけにもいかず、同じ場所に居続けるのはかなりきついです。
夕暮れまで場所取りをするなら次のようなものを準備して、覚悟を決めましょう。
・帽子
・長袖の羽織るもの
・飲み物
・うちわやハンディファン
夕暮れスポットはプーシーの丘以外にも沢山あります。
例えばメコン川沿いなどは夕暮れスポットとしても優れています。
無理をしてプーシーの丘で時間を使うのではなく、色々な観光スポットを巡り、陽が沈む景色は手軽な場所で眺めるのもアリだと思います。
プーシーの丘頂上までのルートは大きく2つ
プーシーの丘にの頂上に行くためのルートは大きく2つあります。
この他にも道はあるのですが、最終的にこれから紹介する2つのルートに合流します。
登りと下りでルートを変えると、プーシーの丘を無駄なく満喫できますよ!
1.王宮博物館の前から登るルート
メインとなるルートは王宮博物館前から登るルートです。
328段の階段を登る最短ルートです。
特に見るべきものもないので、頂上までは10分程度でサクッと登れるはずです。
夕暮れを眺めた後に王宮博物館前に降りてくると、メインストリートではナイトマーケットが開いてます。
「夕暮れの眺め」から「ナイトマーケット」のコンボは異国情緒たっぷりでおすすめです!
2.ナムカン川沿いの道から登るルート
もう一つのルートがナムカン川沿いの階段から登るルートです。
こちらは頂上までの道中に仏像や涅槃など色々なものが設置されていて、楽しみながら上れますよ!
王宮博物館前から登るルートよりもなだらかなで、20分くらいかけてゆっくり登ることをおすすめします。
階段の場所は下の地図のとおりです。
他にもいくつかルートはあるものの、合流して最終的には同じルートで頂上を目指すことになります。
寺院であるワットシプータバスの奥の階段から登っても同じルートです。
大雨が降ると階段が滝になるので注意
大雨が降ると、階段が滝のようになります。
この状況で登るのは危ないので、プーシーの丘に行くのは別の日にしましょう。
雨期は雨の日が多いので、晴れたタイミングがあればチャンスです。
思い切って登ってしまいましょう!
プーシーの丘は神聖な場所 礼節をもって登ろう
プーシーの丘はルアンパバーン市街を一望できる貴重な景観スポットです。
しかしプーシーの丘は観光スポットである前に、ワット・チョムシーという寺院のある神聖な場所です。
そのため、飲酒や過度な露出をしての滞在は禁止されています。
また、夕暮れ時はロマンチックな雰囲気ではありますが、僧侶の修行の場でもありますのでキスやハグ、手をつなぐ行為も控えてください。
ルアンパバーンに行くと不思議と登りたくなるプーシーの丘ですが、礼節を持って楽しんでくださいね!
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